リノベーションで理想の間取りを実現
- リフォームお役立ちコラム
リノベーション通して間取りをライフスタイルに合わせたものにすることで、より暮らしやすい住まいになります。
間取り変更と言っても、結婚や出産、進学、ご家族との同居や在宅ワークに適した間取りなど種類は様々です。
戸建て住宅であれば比較的自由にリノベーションいただけますが、マンションやワンルーム、狭小住宅は水回り設備の配置に制限があります。
「どんな間取りに変更してどの様な暮らしにしたいか」を明確にすることで、今の間取りで足りない要素、最適な空間にするアイディアが見えてきます。
住まいを構造と骨組みだけの状態(スケルトン)にしてからフルリノベーションする場合は、1,000万円以上かかる費用相場となるので、後悔のないリノベーションを行うようにしましょう。
こちらのページでは、リノベーションで人気の間取りや失敗しないためのポイントをご紹介します。
目次
人気の間取り変更パターン
リノベーションで行う間取り変更は、壁を無くした広い室内への大規模間取りの変更や、家具・設備の配置を工夫したレイアウト変更など大小さまざまです。
人気の間取り変更を解説します。
広いリビングダイニングに変える
2DKや3DKのお住まいは、解体可能な壁を取り払うことで、広いリビングダイニングにすることが出来ます。
昨今、新築時に寝室よりも快適で広々としたLDK(リビングダイニングキッチン)の一室空間が好まれる住宅が多くなっています。
これは、少子化の影響や、仕事や勉強をするワークスペースなど、家族が活動できる広い空間が望まれることが主な理由です。
リノベーションでは、プライバシーを完全に損なわず、開放的な空間を共有できる落ち着いた雰囲気のLDKを提供することが重視される傾向にあります。
オープンキッチン(カウンター型キッチン、アイランドキッチン)にリノベーション
カウンターキッチンやアイランドキッチンを採用すると、調理や家事をしながらリビングにいる家族とコミュニケーションが取れる空間になります。
また、オープンな対面式にすることで、おもてなしにも適した配膳動線を確保できます。
各メーカーでキッチンの扉デザインやテクスチャー・カラーが豊富に用意されているため、インテリアに合わせたスタイリッシュな装飾も可能です。
パントリーやウォークインクローゼットで収納力アップ
調理器具や常温の食品を保存するためのパントリーも、リノベーションで導入したい空間です。
縦長の細い棚のようなものから、一人分のスペースがあるものまで、さまざまなタイプがあります。
防災や在宅時間が増えた観点から、食料備蓄をされる家庭が増えています。
不足しがちで悩まれる方の多いキッチンの収納問題も、パントリーを利用することで整理整頓させることができます。
ご家族が多く、料理好きな方にもおすすめですので、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
また、キッチンだけでなく、ウォークインクローゼットを採用するのも収納問題解決の良い手段です。
人が住めるほどの広さと、荷物の運搬に最適なゆとりの収納スペース。
また、仕切りを自由に変更することができるため、さらに使い勝手が良くなります。
このクローゼット各部屋に設けることも出来ますが、出入り口を複数の部屋と繋げるウォークスルークローゼットであれば、ご家族でクローゼットを共有し収納スペースやコストカットが可能です。
間仕切りで個室を増やすアイデア
お子さんが2人いて2部屋に分けたい、家族の誰かが風邪をひいて別室で寝たい、などの場合は、新たにパーティションを設けて部屋を区切ることができます。
また、常設タイプや引き戸タイプの間仕切りであれば、必要に応じて部屋を一体化することもできます。
リビングに半透明の間仕切りを設置すると、来客時やテレワークの際に、圧迫感無く空間を分けられます。
バリアフリーにおすすめなリノベーション・リフォーム
小さなお子様や高齢者、体調が悪くなった時でも、過ごしやすい室内へのリノベーションも重要です。
床の段差解消や、階段・トイレ・浴室への手すり設置、さらに将来車イスを使う可能性を考慮して、廊下の幅は120cm程度とゆったりとした動線の確保などが挙げられます。
介護しやすい、されやすいリフォームとしては寝室に隣接したトイレの設置、ドアを引き戸に変更するなども有効です。
間取り変更に失敗しないポイント
中古戸建や中古マンション・団地を購入してリノベーションを行う際は、リノベーション後の想定をすることも大切です。
理想の生活スタイルだけではなく、お子様の独り立ちや定年後の暮らしを視野に検討していきましょう。
希望の間取りを明確に
間取り変更に失敗しないためのポイントは、まずは計画的な行動です。
家を改装する際には、事前に資金面や施工期間などを検討し、希望の仕上がりのイメージを具体的に図面にまとめておくことが重要です。
物件選びも重要
一戸建てとマンションでは、間取りを変更できる度合いが大きく異なります。
そのため、リノベーションに適した物件を探すことから始めなければなりません。
また、建物の構造、土地の規制、マンションの条例などについても、物件探しの過程で確認しておく必要があります。
特にマンションでは、構造上リノベーションが不可能な部位もあるので注意しましょう。
キッチンや洗面台などの水回りを移設したい場合、配管の位置などの条件によって、移設できない場合があります。
例えば、直床・直天井(部屋の構造体であるコンクリートの天井と床板に壁紙や床材が固定されている)の場合、給排水管を移すスペースがないため、水回りを希望する場所に移せない可能性が高くなります。
しかし、コンクリート製の天井・床板と床下・天井との間に隙間がある二重床・二重天井の部屋であれば、配管の位置を変更しやすくなります。
売却を想定している場合、リノベーションは不向き?
リノベーションやレイアウトを変更することで、資産価値が低下する可能性があることを覚えておく必要があります。
一般的に、無難な間取りや部屋のデザインは、売却時に好評です。
リノベーションで個性的な間取りにしすぎると、売却時に入居者を見つけるのが難しくなり、販売価格が相場よりも割安になる可能性があります。
通学や通勤の立地の関係で一時の住まいとして、マンションを購入しリノベーションを検討されている方は、設備の一新や間仕切りの導入などのリノベーションがおすすめです。
リノベーションで人気の間取り変更と注意点をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
ホームページには、 リノベーション施工事例を掲載しています。こちらもご覧ください。
詳しいリノベーション内容をご紹介することもできますので、リノベーションで間取り変更をご検討の際は、ぜひジョイフルエーケーにご相談ください。