中古住宅購入後の玄関ドアリフォームのメリットと注意点
- リフォームお役立ちコラム

中古住宅は玄関ドアを交換すると外観がぱっと明るくなります。
外観が一新され、訪れる人々に与える第一印象を大きく改善できます。すきま風の無い、断熱性の高いドアへのリフォームも可能です。
こちらの記事では、中古住宅をリフォームされる方へ、玄関ドアのリフォームメリットやポイントをご紹介します。
ぜひ参考にされてみてください。
目次
玄関ドアリフォームのメリット
新しいデザインのドアは住宅全体のスタイルを引き立て、より魅力的で現代的な印象を与えます。
デザイン性

玄関は家の顔とも言える場所であり、デザインにこだわることで、住まいの印象を大きく向上させることができます。
デザインは家の外観との調和が重要です。
外壁や屋根塗装も合わせて行う場合は、外壁の色や素材、屋根の形状などを考慮し、調和の取れたデザインを選びましょう。
周囲の景観との調和も大切です。外構や近隣との色味を合わせると悪目立ちせず、落ち着いたデザインになるでしょう。
断熱性能

最新の玄関ドアは高い断熱性能を備えており、エネルギー効率の向上にも寄与します。
これにより、冷暖房費の削減が期待でき、環境にも優しい選択となります。
特に断熱材を用いたドアは、外気の影響を最小限に抑え、室内の快適さを維持します。
防犯性能

防犯性能の向上も見逃せないメリットです。
最新の玄関ドアには強化されたロックシステムや防犯ガラスが採用され、不審者の侵入を効果的に防ぎます。
これにより、住まいの安全性が高まり、居住者に安心感を提供します。
中古住宅でのリフォームが必要な理由

経年劣化
中古住宅を購入した際、多くの方が考えるのが水回りリフォームです。
玄関ドアのリフォームは、2番手、3番手とされがちですが、経年劣化により玄関ドアの安全性や機能性が低下している可能性があります。
例えば、古いドアでは鍵のかかりが悪くなったり、隙間風が入ることがあり、これが快適な生活を妨げる要因となります。
リフォームのタイミング

中古住宅の玄関ドアリフォームは適切なタイミングで行うことで、費用や手間を抑え、より効果的にリフォームすることができます。
外壁塗装や屋根のメンテナンスと同時期

外壁塗装や屋根のメンテナンスを行う際には、外壁の色や素材に合わせて玄関ドアのデザインを選ぶことで、住まい全体の統一感を高めることができます。
外壁塗装後に玄関ドアの古さが目立ってしまうといったことを防ぎ、美しい外観を維持できます。
玄関ドアの劣化が特に目立つとき

中古住宅購入時は何かとお金がかかるので、一旦落ち着いてからリフォームを…とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、ドアの開閉がスムーズにいかない、鍵の開け閉めが難しいなどの症状が現れたら、リフォームを検討しましょう。
ドアの隙間から風や雨が侵入する場合は、断熱性や防水性が低下している可能性が高いです。
玄関ドアのリフォームには、補助金や減税制度を利用できる場合があります。制度の内容を確認し、お得にリフォームを行いましょう。
玄関ドアリフォームの流れ

中古住宅の玄関ドアをリフォームすることは、住まいの第一印象を大きく変えるだけでなく、防犯性や断熱性を向上させるための重要なステップです。
ここでは、そのリフォームの流れについて詳しくご紹介します。
1. 現場調査・ヒアリング
お問い合わせ前
既存の玄関ドアの種類、サイズ、状態などを確認しておくと良いでしょう。
築年数や構造も確認しておきましょう。
ご要望の確認
新しい玄関ドアのデザイン、機能(断熱性、防犯性など)、予算などの要望をヒアリングします。リフォーム後のイメージを共有します。
現状の確認・採寸
正確なドアの寸法を測り、新しいドアのサイズを決定します。採寸ミスがあると取り付けられない可能性がありますので、正確な採寸が必要です。
搬入や施工にも問題が無いか確認します。
また、施工前後の比較や、施工中の記録のために、玄関周りの写真を撮影します。
製品の選定・見積もり
カタログ・サンプル確認
カタログやサンプルを見て、希望のデザインや機能の玄関ドアを選びます。
見積もりとご契約
選んだ玄関ドアの費用、工事費用、諸経費などを含めた見積もりを作成します。
見積もり内容に納得いただいたら、契約を結びます。
補助金申請
条件を満たせば、玄関ドアのリフォームで補助金が使える場合があります。必要書類をそろえて申請をおこないます。
施工準備
養生
工事中に玄関周りの床や壁を傷つけないように、養生シートなどで保護します。
玄関ドア周辺の家具、調度品などはお客様側で移動いただきます。
古い玄関ドアの撤去
古い玄関ドアを丁寧に取り外します。
玄関ドアの取り付け

新しいドア枠を水平・垂直に正確に設置します。ドア本体をドア枠に取り付け、開閉や調整を行います。
ドア本体と枠の隙間を埋めるシーリングを行います。
玄関ドアのリフォームは、カバー工法とはつり工法(壁壊し工法)といったやり方があります。
カバー工法
カバー工法は既存のドア枠の上から、新しいドア枠を被せて取り付ける方法です。
壁を壊す必要がないため、比較的短時間で工事が完了し、費用も抑えられます。
現在のリフォームの主流となっています。
はつり工法(壁壊し工法)
はつり工法(壁壊し工法)は、既存のドア枠を撤去し、壁の一部を壊して新しいドア枠を取り付ける方法です。
開口部を大きくしたい場合や、デザイン性の高いドアを取り付けたい場合などに用いられます。
大掛かりな工事になるため、工期と費用がかかります。
清掃・点検、施主確認
工事で出たゴミなどを清掃し、ドアの開閉や施錠などを確認します。
施主様に仕上がりを確認していただき、問題がなければ引き渡しです。
アフターサービス

玄関ドアは毎日使用するものであり、施工不良や使用状況によって不具合が発生する可能性があります。
アフターケアが充実している業者を選ぶことで、長く安心して玄関ドアを使用することができます。
また、定期的なメンテナンスを行う事で、玄関ドアの寿命を延ばすことにも繋がります。
過去の施工事例や顧客の評判などを参考に、信頼できる業者を選びましょう。
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